io vivo a Carmignano カルミニャネーゼな日々

6年弱働きながら暮らしていたフィレンツェから、結婚を機にジャンニの住むカルミニャーノに引越し。フィレンツェ近郊の田舎街での生活をつづっています。
2014年05月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2014年07月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2014年06月
ARCHIVE ≫ 2014年06月
      

≪ 前月 |  2014年06月  | 翌月 ≫

すももの季節


フランチェスコ(ジャンニ弟)が庭になっている木から収穫したすももを大量にくれました。

P6234220.jpg
この白い粉(?)は新鮮な証拠らしいです。

あまりに大量なので、ジャムにすることに。

2キロのすももをつかって作りました。
最初40パーセントの砂糖を入れて作る予定でしたが、結構すっぱかったのでたぶん最終的には60パーセントくらいになったと思う。
最後のほう結構適当にバーッと袋のままいれていたから適当。。


    P6244224.jpg

P6244227.jpg
すももの皮のおかげで、こんなきれいな、ルビーのような赤色になります。


    P6244230.jpg

大きいビンが1個、小さいのが3個できました。


パンにバターとジャム、これだけで贅沢な旬の味。

ぎゅーっとすももの味がつまった甘酸っぱいジャムです。




スポンサーサイト

術後の経過


退院してから早2週間たとうとしています。
体は徐々に回復していて、お腹の傷はもうほとんど痛くありません。

今週の月曜からはジャンニの仕事のお手伝いに復帰もしたし(4,5時間だけの労働だけれど)段々と普通の生活に戻っています。
まだまだ疲れやすいけど。

で調子こいて月~水と働いていたら、木曜にちょっと調子が悪くなって2日間仕事休んだ、っていう情けない話。。。


さて、術後、いろいろと体調の変化がありました。

腸が動かない。。。
押し出す動きをしてくれない。

子宮がなくなったために腸の位置が変わり、伸縮運動が鈍くなるらしいです。

とりあえず便通を促す錠剤をのんで対処。でそれで下痢っぽくなり体の余分な水分まで出ていくので、まめに水分を取るようにしています。


そして空腹を感じない。。。

「あーお腹すいた」と感じることがなくなりました。なんでやろ??
だからご飯の時間がきたらとりあえず何か口に入れる、という感じ。
胃の位置とかは変わっていないから関係ないはずだけど。微妙に何か変わったのかな。。。?

空腹は感じないのに、食べたらすぐに満腹になってしまう(ような気がする)のであまり量も食べれないし。

これらも時間とともに元に戻るだろうから、まぁ今はこの状態とうまく共存していきます。


そういえば髪の毛、結構伸びました。
1か月ごとに写真をとって変化を見ているのですが、日本から帰ってきた後にとった写真と今の状態を見比べて自分でびっくりした。めっちゃ伸びてる・笑

5月半ばの状態は、「あー、病気か何かで抜けて生えてきたんだろうなー」感丸出しの、頭皮丸見えのちょっといがいが状態。
1か月後の今は「真っ黒」。

この1か月、急激に伸びた気がする。ふさふさ~。
朝起きてちょっと寝癖とかついてるのを見ると、「伸びたな~」と思って嬉しい:)

白髪もご丁寧に一緒に成長していて、抜いてみたら3センチ弱ありました。
今のところ短いからくせがあるのかないのかも分かりませんが。。

「めちゃベリーショート」な位の長さなので、勇気を振り絞ればこのまま外に行けるかもしれません・笑
でもニューハーフみたいなのでやめておきます。。。そんな勇気ない・笑

もちろん産毛とかムダ毛も普通に生えてきていて。
少し前太陽の下で鏡をみたら、顔に産毛がすっごい生えていて自分でびっくりしました・汗
そっこう顔用の電気カミソリで処理しました・笑

もみあげとかすごくて、ジャンニに「そのうちつながるぞ」と言われたし。

ワキとか、腕とか、生えてこなくていいのにさ~、あんなにツルツルだったのに・・・と勝手なことを思ったりして。

来週はムダ毛の処理をしよう。


26日の木曜日は術後の検診です。
その時に今後の治療をどうするか、を言われます。
どうなるかな。。。

もちろん「放射線治療なしで経過観察」となると嬉しいけど、ここまできたら放射線治療ありでもなしでも、あんまかわんないかな~なんて思ったり。

もちろん副作用とかを考えると「なし」の方がもちろんありがたいのだけど。



夏が近づいているこの時期、お庭には花がいっぱいで、太陽がきらきらしていて、空も緑も濃くて、とても気分がいいです。
当たり前のようなこの光景は、当たり前でないのだと、よく思います。

私の周りのみんなが元気で笑顔いっぱいでありますように☆



無事退院しました


今週の月曜日、無事退院しました。
手術をしたのが6月4日の水曜日、結構早く退院させられたなーと思います。


手術当日、8時前に手術室に連れて行かれ、終わって目が覚めて時計をみたら1時でした。
子宮、両卵巣摘出の5時間弱の手術だったようです。

手術直後、手術室で目が覚めた時、先生が寄ってきて

『思ってたよりひどくなかったよー』

と笑いながら言ってくれましたが、「ひどい」のレベルがいまいちわからんから喜んでいいのやらなんやら、って感じでした。


術後の痛みどめのため、手術前に無痛分娩と同じ方法で背中に管を入れられました。
(麻酔薬の入った袋を、背中の腰椎の硬膜外腔に細い管でつなげ、適量の麻酔薬を投与できるようになっている)

ちょうど出産間近の友人に無痛分娩の仕方の話を聞いていて、「私には関係ないやー」と思っていたら、今回やられたっていう、なんとも皮肉な話です・笑

この麻酔方法をしてもらって、ほぼ痛みを感じることなく入院生活をおえました。
たまに痛く感じることがあって言うと、

『痛みのレベルでいうと??1から10でどのくらい?』

といつも聞かれ、でもレベル10の痛みがどんなんかわからんから、例えようがないなーと思いつつ、

「2か3・・・?」みたいな。。笑


術後、不思議なことに、術前に感じていた「子宮を失うことによる喪失感」があまりなかったことに自分で驚きました。
術前のほうが、「子宮がなくなってしまう・・・」とめそめそ泣いて悲しんでいました。

意外にも術後は安心感のほうが大きくて、「術後の喪失感はすごいんだろうな」と自分で想像していた精神状態にはまったくならず、精神的には安定しています。
これには自分でもびっくり。


結局手術は、おへそのしたから15センチほど開腹されました。
今はだいぶ痛みも減ってきて、ほぼ普通に動けるようになってます。日に日に回復。人間の体ってすごいと思う。

残っているのは排尿障害。
結局カテーテルを付けたまた(管のみ)の退院となりました。。。

同じような手術をされた日本の方のブログなど読んでいると、みなさん「排尿訓練」なるものを病院でして、「自己導尿」を訓練されているようで、上手にできるようになるまで退院できない、というのをよく読んだのですが。


私の場合、術後から数日たってカテーテルを抜かれ、「じゃあちゃんとできるかどうか、チャンス3回だけあげるから」と言われ放置。
結局、自尿が少なくて、膀胱に残っている残尿があまりにも多かったので、「無理ね」と言われまたカテーテルを付けられました。。。

っていか3回だけって少なくないか。。。?と思うんだけど。

で練習も何もさせられることなく、カテーテルを付けたまま退院。
「練習とかないの?日本では~」と愚痴っぽく言ってみたら。

『こういうことよくあるある、気にしない気にしない』

と軽く流されました。


ゴムのチューブがあって、先端にキャップがついていて、それを外すと尿がでる、というやつです。

「パンツにしまっておいたらわかんないからね!」と言われました。まぁそうやけど。。。


なんせ管があるので、ぴったりしたズボンとかレギンスとかはわずらわしいので、ワンピとか緩めのズボンとかはいてます。着たい服が着れない。。。


次の検診で一応とってくれるみたいです。でその後練習??どうなんだろう。。。
きちんと排尿できるようになるまでの期間て、人によってほんとに違うみたいなので、あまり焦らず「しょうがないか」くらいに思って気長にやることにします。

次の検診は26日。
その時に、切り取った病変の組織検査の結果をみながら、今後の治療を決めます。
放射線治療の有無はその時にわかります。
もうここまで来たら、再発しないためなら何をしてくれてもいいよ、という気持ちですが。


私は思っていたより元気、手術後、順調に回復していると思います。
疲れやすくて体力の回復にはまだ時間がかかりそうですが、少しずつ少しずつ、です。

来週月曜日からは仕事にもちょっとずつ戻っていく予定です。

毎日、少しずつできることが増えてきて、嬉しいです。
焦らずに自分の体と付き合っていかないとな。



友人や、このブログを読んでくださった方から励ましのメッセージをいただいて、とてもうれしかったです。
本当にありがとうございます。

私の周りのみんなが元気で笑顔いっぱいでありますように☆




治療終了後、初めての検診で。



前にも書いたように、日本帰国してから5月21日に、治療が終わって2ヵ月後に初めての検診に行ってきました。
診てもらったらなんと、、、

円錐切除した切り口に、腫瘍がぶり返していました。

びっくりした。聞いたときの正直な感想。
治療が終わってたったの二ヶ月、まさかこんなことが起こるなんて、、、と真っ白になった。

治療後初めての検診で、また治療開始となりました。。。笑えない。

診察中、まぁバタバタしていました、先生たち。
そっちの焦りをこっちに伝えないでくれ、、、と思いつつ診察台の上でぼーっとしてました。。

ジャンニは外で待機中だったのですが、先生が入れ替わり立ち代り入ったり出たりするのを見ていて、いやな予感はしていたんちゃうかなと思います。

最後には手術室でいた婦人科医の医長を無理やり呼びつける女医。
「手を洗わないといけないって??じゃあ洗って早くきて。え?そんなにすぐ来れない?でもすぐ来ないとだめ!!!」
って、どんだけ緊急なんだ。

しばらくして到着し視診触診。

『うん』

診る、触る。

『あーー』

診る、触る。


だからその『うん』と『あーー』は何?何見てるの、何発見したの、、、と思いながら診察台でその様子を観察。



ショックです。とても自分の身に起こっていることとは信じられなくて。
もうなんの迷いもなく、今回は子宮摘出、卵巣も摘出(多分)です。
その後、放射線治療になるかな。

1回目の宣告の時すら泣かなかったジャンニが、今回は泣きました。
びっくりした。
ジャンニは『またカナエが苦しむのを見ないといけない』と言って泣いていたけど、そんなジャンニを見て
「私もまたこの人にしんどい思いさせるな」と思って、支える側も辛くてしんどいんだよな、と思った。


その日以来、ずっと自分の中で、後悔が渦巻いていて。

最初から子宮とっておけばこんなことにならなかったのかな、とか。
私が今までしてきた抗がん剤治療は無駄だったのかな、とか。
いろいろ。

『でも子宮を残せる可能性があって、命に別状がなくて、先生も大丈夫といった上で、最初から子宮摘出を選択することは、子どもを望んでいる女性にはできないよ。』

と友人に言われました。

だから私が今までした選択や、してきた治療は無駄でもなんでもないよ、

と言ってくれました。


この2週間、頭が混乱していて、精神的に不安定で毎日何か考えては泣いていた。
一日中、ベッドの上でボーっとしたり、考えたり。
怖くて。

今回はほんとに完治するのかな、とか。
標準治療に従わんかった私がばかだったのかな、とか。(イコール先生たちもばかだということになるけど・・苦笑)
2ヶ月でぶりかえしたって、ガンが予想以上に攻撃的で、他のところに転移してたらどうしよう、とかいろいろ。
限りなく、悪いほうに悪いほうに考えてしまう。


手術は6月4日、今週の水曜日です。
先週水曜にPETとTACの検査も済ませました。
この検査結果を見ながら、どんな手術・治療をするか最終的に決めるようです。

まぁ私がそれを知るのは手術の前日。。。なんか不安ですが。
開腹するのか?とか腹腔鏡で手術するの?とかそういう基本的なこともまだ知らない。。
直前すぎて心の構えが。。。


親には今日やっと言えました。
治療が終了して、日本に帰国してすごく喜んでくれた両親に、こんなことどうやって伝えたらいいんやろう、と思ってずっと言えずにいて、でもあと数日で手術だしもう言わないとな、、と思ってやっと言った。
電話口では一応気丈にふるまってくれた母は、電話の後きっと泣いてたんやろうな、と思うと、親にこんな思いさせて申し訳ない気持ちでいっぱいで、ほんとこんな自分が情けない。。


火曜の朝8時にはむこうに着いていないといけないので、月曜の深夜に出発します。
休憩しつつ、サービスエリアで寝つつ、モンツァめざします。


精神的に参ってるけど、体は普通(だと思う)なのであまり心配しないでください。

手術が終わって落ち着いたら、また報告しますね。
ではいってきまーす。



私の周りのみんなが元気で笑顔いっぱいでありますように☆
ほんとーに。


がんなんて病気、この世界からなくなってしまえばいいのに、と強く思います。
健康でいられるってすばらしいことです。