io vivo a Carmignano カルミニャネーゼな日々

6年弱働きながら暮らしていたフィレンツェから、結婚を機にジャンニの住むカルミニャーノに引越し。フィレンツェ近郊の田舎街での生活をつづっています。
2016年02月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2016年04月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2016年03月
ARCHIVE ≫ 2016年03月
      

≪ 前月 |  2016年03月  | 翌月 ≫

pastiera-パスティエラ



先週末はパスクア、復活祭でした。

復活祭のドルチェといえば、コロンバもそうなんですが、このパスティエラも伝統的なお菓子。
パスティエラ・ナポレターナという名前のとおり、ナポリの伝統的なお菓子です。

材料は、リコッタチーズ、グラーノ(ゆでた麦)がベースの、fior d'arancio(オレンジフラワーエッセンス)の香りがするタルト。
そこに卵も入り、結構大量の砂糖も入り、のかなり栄養価のお高い焼き菓子です(笑)。

パスティッチェリアで働いていたころは毎年作っていたけど、家で作ったことはないし、特に好きでもないし、レシピもない。

でも今回なぜか作ってみようかな~という気になって、ネットでおいしそうなレシピを適当に探して作ってみました。



グラーノはスーパーの製菓コーナーで瓶詰めになっているものが売っているので楽チンです。
fior d'arancioはパスティエラには欠かせない香料なのですが、個人的に苦手、、、なので入れませんでした。


留学時代、ナポリに行ったとき、「独特な香りと味だなー、何なんだろう、この正体・・・苦手かも。。。」と思いながら食べた何かのお菓子。
フィレンツェのパスティッチェリアで初めてパスティエラを作ったときに、その正体がわかりました。


fior d'arancio


だったんですねー。


なんて説明したらいいか分からないのですが、オレンジの香料ともまた違った、独特な香りです。
結構好き嫌いがありそうな。。。


ということで、個人的にあまり好きではないので入れずに作りました。

その代わりといってはなんですが、グラーノ(すでに茹でてあるものですが)を牛乳で20分ほど炊いたときに、その鍋にオレンジの皮とレモンの皮を入れたら、香りが移って十分OKな感じでした。



パスタフロッラ(ベースのタルト生地)をひいた型の中に、リコッタとグラーノがベースの生地を流しいれ、上に格子状にパスタフロッラを帯状に切ったものをのせたらオーブンへ。

1時間半~焼きました。
2時間くらい焼いたかも???




P3285137.jpg
(切ってから写真撮ってないことに気づいた)

 
冷蔵庫で最低2日は寝かせてからいただきます。

予想通り、ジャンニのおかん以外は食べたがりませんでした(笑)
ジャンニやジャンニ弟にいたっては、パスティエラって何?ってくらいでした。

「リコッタとゆでた麦が入ってるんだけどねー」と説明したら、『麦とか入ってるのか、NO.NO』と言われた(苦笑)
私も特に好きというわけではないけど、万人受けするお菓子ではないようです(予想してました)。



P3285142.jpg

砂糖、分量とおりに入れたら結構甘くなったので、来年もしまた作るならもうちょっと減らしてもいいかな。


本日、焼いてから4日目ですが、寝かせば寝かすほど、美味しいです。



P3285149.jpg


少量でかなり満足度のあるお菓子なので、ちょびーっとずつ切って食べてます。
ちょっとだけ入れるシナモンが、たまにふわーっときて、おいしいです。


思っていたより美味しくできたのになー。

ジャンニ母のお友達にお土産に持たせたら、大好評だったんだけどな。

まぁ若い人っていうよりは、年配受けするお菓子なのかな・・・?笑



来年も、気が向いたら作ろーっと。




スポンサーサイト

BUONA PASQUA



さて、今日3月27日はパスクア=復活祭でした。
冬時間から夏時間になったのも今日の深夜2時(1時間すすんで2時が3時になった)。珍しく重なりました。


今日は弟家族が来て昼食を一緒に食べたのですが、結婚してカルミニャーノに引っ越してから、パスクアを家で過ごすのは何気に今回が初めて。
(今までは日本に帰国していたか、ポルトローザに行っていたか(笑)でした。)

パスクアの昼食では、トルッテッリーニ・イン・ブロード(肉と野菜を煮込んでとったスープに、肉を入れた詰め物パスタを浮かべて食べる料理)にゆで卵を入れて食べる、というのがレオンチーニ家の恒例のようでそれをいただきました。
こうやってとったスープってコンソメと違ってまろやかで、味わい深くてとーってもおいしい!!

ドルチェは何にしようかな~と悩んだのですが、軽いのがいいかなと思って、よく作っているマスカルポーネムースとラズベリーのケーキに。(写真なし)


そのほかは特に何をするでもなく家でのんびり。
明日もパスクエッタで祝日。何しようかなぁ・・・。



3月下旬、春を感じる陽気で日中はお日様があるとぽかぽかあったかくて気持ちいいです。



P3265151.jpg

きらちゃんも日向ぼっこしながらお昼寝~。

わんこたちにとっても良い季節の到来でうれしいです。



ではみなさんも良い1週間をお過ごしください。



黒い森のケーキ



先週13日に、ジャンニは44歳の誕生日を迎えました。44歳か~。
何か特別なことをしたわけでもなく、恒例のフィオレンティーナの試合をテレビ観戦した後、夕食に中華を食べに行きました。


でその翌日が、ジャンニ前妻の彼の誕生日だったのでケーキを頼まれました。


『フォレスタネーラがいいな~』


と彼。

ヴェローナ(ロミオとジュリエットの舞台の北イタリアの街)出身の彼は、ザッハトルテ(オーストリア)とかフォレスタネーラ(ドイツ)とか、そっち系のチョコ系ドルチェが好きらしい。

フォレスタ=森、ネーラ=黒い、ということで、日本語にすると『黒い森のケーキ』(そのまま)。
オリジナルのドイツ語では「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」という舌を噛みそうな名前。
日本ではフランス語名の「フォレノワール」という名前のほうで親しまれているみたいです。

食べたことも、作ったこともありません!


フォレスタネーラの材料は、チョコスポンジ、チェリーのシロップ煮、生クリーム、キルシュ(サクランボを蒸留してつくるブランデー)、削ったチョコ(デコレーション用)。


まずチョコスポンジ
→キルシュがどうしても見つからなかったので代用のマラスキーノ(サクランボのリキュール)入り生クリーム+チェリー
→チョコスポンジ
→チョコ生クリーム
→チョコスポンジ
(自分で断面を見れないのが残念)

という組み立てで、周りをマラスキーノ入り生クリームでコーティング。
削ったチョコとチェリーでデコレーションしました。




じゃーん。


P3145137.jpg
上から。



P3145140.jpg

P3145155.jpg
なるほど、言われてみたら、削ったチョコが森の落ち葉見たいに見える。
かさかさ、音が聞こえてきそうな。



P3145148.jpg

真ん中が間抜けな感じなのがどうもいやなので、前日に作ったスパイラル状のチョコ細工を。

これでだいぶ印象がよくなりました。





P3145142.jpg



今回も喜んでいただけたみたいでよかったです。





今週土曜はひっさびさにお休みでした。

といっても朝からフィレンツエの病院で腫瘍マーカーの血液検査があったのでゆっくりは寝てられませんでしたが。。。



ではみなさんも良い一週間をお過ごしください☆






再開



さて、何を再開したかというと、、、


これ。

ダウンロード


オールブラン。



先月、放射線科の検診の時、先生に、

『尿と便は問題なくできるの??』

と質問され、尿は問題ないけど、便は術後から自然に出なくなったから、3日ごとに薬(コーラックみたいなやつ)を飲んでいる、と言ったら、


『これから一生そうやって薬に助けてもらうわけにはいかないよ。腸の動きがよくなるような食生活にしたほうがいいよ』

と言われて。



ということで、すっごい久しぶりに食べ始めました。

フィレンツェ時代ではよく食べてたんです。友達曰く『鳥のエサ』、でもほのかに甘みがあって素材そのものって感じの味が結構好きで。


お昼、サンドイッチやパニーノ1つ食べた後に、ヨーグルトに入れて30-40グラムくらい食べることにしました。


翌日、効果てきめん!!!

朝、コーヒーを飲んだ後、便意を感じるようになりました。昔みたい!!!あまり期待していなかっただけにめっちゃうれしい(*^_^*)
気分もすっきり。

1日、食べなかった日があったりしたけど、それでも翌日、普通に便意がありました。
すご~い。

私の体には合ってるみたいです。


オールブラン40グラムの中に、繊維はなんと3分の1の13グラム。

やっぱりケロッグのオリジナルのオールブランが一番おいしいな。
スーパーのブランドのちょっと安めのものもあるけど、食感が固くて食べづらい。

オリジナルは一番サクサクしてて、食感が軽くて食べやすいです。



今までも、オールブランスティック、フレークなるものを試したりしたのですが、他のものが入ってオールブランの割合が減るので繊維率も減って、もちろんおいしいけど私の腸には効果はありませんでした。



やっぱりオールブラン、頼りになる。


これからも続けて健康なからだを目指すぞー\(^o^)/




AMBRA - アンブラ



3月7日、月曜日。

アンブラが、逝ってしまいました。



2013年の10月、リンパ検査のための手術でモンツァに入院していた時、偶然に彼女もいました。

なんとうちから車で10分もかからないカルミニャーノの別の地区に住んでいたアンブラ。

ジャンニと彼女のお母さんが知り合いだったようで、300キロ以上も離れたモンツァの病院の、しかも婦人ガン科でばったり会ったことにお互いびっくりでした。

手術前の私の病室に、2人がお見舞いに来てくれました。

うとうとしていたところに声をかけられて私はぼーっとしていたし、初対面だったので、そのときはあまり話さなかったのですが、アンブラが、


『すべてうまくいくわよ、大丈夫よ』


と笑顔で励ましてくれたのを今でもよくよく覚えています。


ジャンニから聞いた話では、当時21歳か22歳だった彼女は、私のがん発覚から少し前に卵巣がんに侵されているのがわかったそうで、しかもそれが普通の卵巣がんではなく、特殊ながんだったらしく、治療をしにモンツァに通っていたそうです。
やっぱりアンブラもすごく怖がっていた、とジャンニが話してくれました。




その後、アンブラとは会いませんでした。

お互いカルミニャーノに住んでいるので、彼女のお母さんに近所のスーパーで2回、彼女のおじさんにも数回偶然会って立ち話をする機会があるくらいでした。

そのたびにアンブラの病状を聞いてはいたのですが、毎回、あんまり芳しくないという返事。


彼女のおじさんにスーパーでばったり会ったのは2か月ほど前。

アンブラのことを聞いたら、

『イタリアではもうだめだから、スイスに治療しに行ってるんだけど、厳しそうだな。。。』

と言っていたので、ふとした時に、どうしてるかのかな、と気にはなっていました。



そして月曜日、この訃報。

今日、9日がお葬式だったのですが、都合がつかなかったので、昨晩、日本でいうお通夜に行ってきました。
お葬式の前に、最後の面会をする場です。



そこに着くと、外にも弔問客があふれていました。

アンブラがいる小さい部屋に近づくにつれて、涙が込み上げてきました。


そこに入ると、小さな棺の中にアンブラが横たわっていて、彼女のお母さんがその横に座って、アンブラにしきりに語りかけていました。

もともと小さい子だったけど、それよりも一回り小さくなっていたアンブラ。

手をちゃんとお腹のところに添えて、きれいな服を着せられて、きれいにお化粧してもらって、目をつぶって横たわっていました。
想像していたより安らかな表情で。

白いベールで覆われたその棺の中に、2年半前に病院で見たアンブラがいました。


どうしても近くでお別れを言いたくて、そばに行ったら下半身は枝みたいにやせ細っていて、闘病しんどかったんだろうなって。。。

お腹の上でそろえている彼女の手に、右手をそっとのせると、思っていたより冷たくも固くもなくて、ほんとにまだ生きているみたいだった。

彼女の無念を思うと、涙が止まらなくて、泣かずにはいられませんでした。


若いのに、まだまだ若いのに。
やりたいこと、いっぱいあったよね。

治療、辛かったね、しんどかったね。
今までよく頑張ったね。



そんな私に気づいて、アンブラのお母さんが声をかけてくれました。

『あなたは元気なの??』って。


本来なら私のほうが励ましの言葉をかけるべきなのに、アンブラを失ってしまったお母さんを目の前にすると、もっと悲しくなって、腕にしがみついて泣いてしまいました。

「こんなことになって本当に残念です」

くらいの言葉しかでてこなくて、泣き続けてしまいました。



『アンブラは、最後の最後まで闘い続けたのよ』



とお母さんが教えてくれました。

そして泣き止まない私に、


『あなたも負けちゃだめだからね。諦めちゃだめだからね。きっとうまくいくから。』


と言ってくれました。



その後、その場を後にする前に、アンブラのお父さんと彼とも少し立ち話をしたのですが、

『アンブラは僕たちに、絶対に諦めちゃいけない、逃げちゃいけないということを教えてくれたよ。最後の最後まで闘い続けたアンブラが、僕たちに教えてくれたんだ。』

と言っていました。

私が驚いたほどにすがすがしいような、さっぱりとした表情で2人が話してくれたのは(彼女を失って嘆き悲しんだのには違いないけど)、きっと、最後まで闘ったアンブラを誇りに思っているからだろうな。
彼女と一緒に諦めずに闘いぬいたからこその言葉で、私はその2人の言葉に、悲しみというよりも、希望に近いものを感じました。


ジャンニも言ってたけど、いろんなことから解放されて、今彼女もやっと楽になれたのかな。




やりきれないです。

彼女がいなくなっても、また日は昇って沈んで、世間はいつも通り動いていて、こんなに悲しい現実があるのに、時は流れつづけて。

私もいつも通り、目が覚めて、仕事に行って、ご飯食べて、お風呂に入って、って。


人生ってなんなんだろう、って。


こういうものなんだけど、でもやりきれないですね。。。





彼女は、1回しか会ったことなかったけど、私が勝手に思っているだけですが、なんか戦友みたいな、一緒に病気を闘う仲間、みたいな感じで。


忘れないからね、アンブラ。


今まで頑張ってきたのだから、頑張りすぎてきたのだから、これからは何も心配せずに、気楽に、安らかに、眠ってね。



ZENZERO


ZENZERO ゼンゼロ、イタリア語で『生姜』のことです。


昔(といっても私がイタリアに来た当初)は普通のスーパーでアジア食材を見つけることはなかったのですが、最近は生姜や、大根などは普通に見かけるようになりました。


先日コープでドライフルーツコーナーにて発見した『生姜の砂糖漬け』を購入。

P2175150.jpg

きれいな黄色。

そのまま食べるとピリッ、かなりピリっ!!。
砂糖漬けなので甘いけど、生姜独特のピリ感がすごい~。

P2175149.jpg


もちろんそのままでも美味しいけど、なかなか消費しなさそうだなーと思ってビターチョコでコーティングすることにしました。


2-3ミリにスライスした生姜をボウルに入れ、そこにチョコを投入。
チョコが固まるまで混ぜます。

くっついている生姜同士は手でわけていきます。

チョコが固まったらココアパウダーを投入。



完成。

P2175144.jpg


ジンジャーチョコ。




P2175145.jpg


チョコが滑らかに口の中で溶けて、チョコの甘さで生姜のピリ感がおさまって旨し。

おススメ!!!


今度は指が止まらないわ~。





さて、3月。

春っぽくなったと思ったらまた寒くなったりの変な天気で、雨が多い月です。

今週末も雨。

天気予報とにらめっこしながらの洗濯です。




ではみなさんもよい1週間をおすごしください☆